モンキー125(JB03)、 Dax125、スーパーカブC125(JA58)、ハンターカブCT125(JA65) 装備
ENIGMA Semi-Fullには、燃料の燃焼を確認できる空燃比計を表示させる機能があります。
平成28年度排気ガス規制以降、国内の小排気量モデルは年々厳しい排気ガス規制を受けて様々な排気ガスをクリーンにする機構が採用されてきました。
その中でJB03モンキー125以降のHONDAモデルには、高性能新型ECUが採用されました。(MONKEY125 JB03/DAX125 JB04/CUBC125 JA58/CT125 JA65等の48ピンECU)
このECUは従来のナローO2センサーではなく、O2LAFセンサーが採用されています。
過去モデルのJC92型GROM辺りまでは殆どの車両はナローセンサーでしたが、このナローセンサーは理論空燃比14.7に対して単純に「濃い」か「薄い」かしか計測が出来ません。
つまり「少し薄い」や「凄く濃い」などは判断出来ず、「薄い」「濃い」と同じになります。
ナローセンサーを用いたO2フィードバックは濃い場合は1段階薄く、それでも濃い場合は更に一段階薄く、逆に薄い場合は1段階濃く等を何度も凝り返し、平均して14.7(理論空燃比)を目指すものでした。
それに対して新型ECUに採用されているLAFセンサーは、空燃比そのものを測る事が出来ます。
つまり「少し薄い」「かなり薄い」「凄く濃すぎる」などを数値で測り取る事ができるのです。
これはワイドバンドO2センサーと同じような働きとなります。
LAFセンサーが採用されているECUはこれを利用して、O2フィードバックを瞬時に正確に行う事で理論空燃比に制御し、厳しい排気ガス規制をクリアしています。
このO2LAFセンサーの空燃比をスマホやPC上に表示させる事が出来ます。この空燃比計を使用して様々なセッティングを行えます。
上部メニューの「表示」→「空燃比計」を選択すれば空燃比&空燃比メーターを表示させることが出来ます。
「A/F」または「ラムダ」の選択も可能です。