Semi-Full PRO無効噴射時間設定

無効噴射時間とは

インジェクターは簡単に言うと電気的に開閉するノズルです。 正しく動くためには、決められた正しい電圧が必要です。
正しい電圧で動いた場合でも構造的には、電磁弁なので実際にスイッチが入り、インジェクターが開いて噴射するまでには多少のタイムラグがあります。 これを無効噴射時間と言います。無効噴射時間は電圧により変化します。

無効噴射時間設定画面

上部メニューについてはこちら

上部メニュー左から2番目画面右上、左から2番目グラフボタンをタップし、無効噴射時間設定をタップすると無効噴射時間設定画面に変わります。
無効噴射時間設定画面では、無効噴射時間の補正値を電圧毎に設定できます。(入力値はμs)

無効噴射時間設定画面

下の数値が上のグラフに反映します。
入力したいところをタップすると数字キーが表示され、直接数値を入力することが出来ます。
※ ここで数値を変更しただけではSemi-Fullには反映されません。メニューから「Semi-Fullへ無効噴射時間を書込」を行う必要があります。
※ どのようなインジェクターでも無効噴射時間設定は必ず必要です(0設定はありえない)
 (どんなインジェクターでも無効噴射時間は有ると言う事です)
※ どのような供給電圧でも補正は必ず必要です。(12vだと要らない・・などは無い)
※ 純正以外のインジェクターの場合、販売/製造メーカーにお尋ね下さい。

メニュー

上部メニュー右から2番目の 画面上矢印上下ボタンをタップすると下のメニューが出ます。
SemiFullが接続していれば Semi-Fullの切断 と表示、接続していなければ Semi-Fullに接続 と表示されます。

詳細を表示

詳細を表示 コメントを入力できます。

現在のデータのコメントを入力することが出来ます。コメント部分をタップするとキーボードが表示され、文字が入力出来ます。右上 画面上保存ボタン保存ボタンで保存します。

無効噴射時間を開く

無効噴射時間マップ一覧表示

保存したデータの一覧を表示します。
一覧の中からデータ名を選んでタップするとそのデータが読み込まれて表示され、編集することが出来ます。

長押しでメニューが右側に表示 データ削除 確認画面

また、データを削除することも出来ます。
削除したいデータを長押しするとメニューが右側に表示されます。メニューから削除をタップしてOKでデータを削除します。キャンセルで削除せず戻ります。

無効噴射時間を保存

名前を付けて保存 上書き保存か名前をつけて保存

現在のデータに名前を付けて保存します。データ名を入力してOKで保存します。
すでに保存されたデータの場合、上書き保存か名前をつけて保存するか選択することができます。

プリセット無効噴射時間を新規読込

新しくデータを作成する時に使用

新しくデータを作成する時に使用します。Defaultをタップします。

Semi-Fullと無効噴射時間を読出

ENIGMA Semi-Fullからデータを読み込む

Semi-Fullからデータを読み込みます。

Semi-Fullと無効噴射時間を書込

ENIGMA Semi-Fullへ現在のデータを書込み

現在のスマホ上のデータをSemi-Fullへ書き込みします。

Semi-Fullと無効噴射時間を照合

現在のスマホ上のデータとSemi-Full内のデータを照合します。
立ち上げたアプリとSemi-Full内の点火モードが異なる場合、確認メッセージが表示されます。
点火モード設定画面から点火モードを変更してください。

Semi-Fullに接続(未接続時表示)

Semi-Fullに接続する時に使用します。
このメニューを選ぶとBluetoothペアリングしたSemi-Fullが一覧で表示されます。お使いのSemi-Fullをタップすると接続します。接続前に必ずアクセル全開でバイクのキーをオンにしてSemi-Fullを通信モードにしてください。

Semi-Fullと切断 (接続中表示)

タップすることで接続を切断します。
※設定後、エンジンをかけたまま通信を切断した場合、一時的にSemiFullに第三者が通信出来る状態になります。この様な事態を防ぐため、一度キーOFFにして改めて通常モードで始動させて下さい。SemiFullは通信モード以外の方法でキーONしても電波を発しない為、内部データにアクセスは出来なくなります。