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9.本体との通信接続

まずはHPよりENIGMA操作ソフトをダウンロードしてパソコンにインストールして下さい。
以降の説明は、PC(スマートフォン)にENIGMA操作ソフトが、既にインストールされているものとして記されています。

ENIGMAと通信接続する流れ

ココではバイクに正しくENIGMAが取り付けられた状態であると言う事を前提にENIGMAと通信接続して燃料MAPやリミッターカットなどをする大まかな流れを説明します。

ENIGMA Bluetooth(ブルートゥース)版は、無線でデータのやり取りを行いますので 他人が悪戯でアクセス出来ないように、「アクセル全開でキーをON」を行った時のみ電波を発して通信可能になる安全装置が付いています。
通常のキーONで始動した場合は電波を出さないので第三者がお客様のENIGMAにアクセスする事は出来ません。(電波を発する時だけバイクのFIランプが点滅します。)
また、ENIGMA通信中は「一台のみ」にしか繋がらない為、お客様が通信している時も(例えばタコメーター機能などを使い走行中など)第三者の侵入はできません。
通常データの変更を行った場合、一度キーをOFFにして、アクセルをそのままでONにすれば電波を出さなくなりセキュリティ的にも安心な構造です。(USB版は有線接続なので、この機能は有りません。)

燃料MAPなどのデータは、PCやスマートフォン単体でENIGMAと接続状態に無い時でも作成出来ます。それらをいくつでも保存しておけます。使用するバイクの条件に合わせて複数作っておくと便利です。
ENIGMAと通信接続するには、大まかに下記の流れになります。
詳しくは各説明が記されている項をごらん頂き、間違えの無いように正しく行って下さい。

Bluetooth通信接続の場合(アンドロイド/iOS)

バイクのキーを全開でONする→メーター内のFIランプが点滅→操作ソフトの「接続」ボタン→ COMポートを聞いてきます→COMポート指定→接続→そのままエンジンをかけるとタコメーター等が動き確認できます→必要なMAP編集やリミッターカットなどの設定を行う→ENIGMAにデータを送る→バイクに反映されます→切断→1度キーをOFFにして接続できなくする。

※COMポートはBluetoothデバイスの設定の項に詳しく記されています。
※基本的にはスマートフォンも同様です。
※編集ソフトの画面に出ているデータをENIGMAに送るのが基本です。

USB通信接続の場合

バイクのキーを普通にONする→操作ソフトの「接続」ボタン→COMポートを聞いてきます→COMポート指定→接続→そのままエンジンをかけるとタコメーター等が動き確認できます→必要なMAP編集やリミッターカットなどの設定を行う→ENIGMAにデータを送る→バイクに反映されます→切断

※Bluetooth版と違い、有線接続なのでUSBケーブルをパソコンから外せば外部からデータにアクセスすることは出来ないので一度キーOFFにする必要はありません。
※USBドライバーが正しくインストールされていないと接続できません。
※編集ソフトの画面に出ているデータをENIGMAに送るのが基本です。

保存しているデータはENIGMA操作ソフトから読み出して画面に表示します。
データに問題がなければそのMAPデータをENIGMAに送ります。
また予めMAPをコピーしておき画面で一部を修正するなどしてENIGMAに送れば少しずつ違ったセッティングが短時間で行えます。 加速ポンプのデータは独立して保存が出来ます。燃料MAPと色々な組み合わせが出来ます。

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