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12.デジタル加速ポンプ設定

ENIGMA FirePlusには、レーシングキャブレターの加速ポンプの様な「デジタル加速ポンプ機能」があります。
急激にアクセルを開けた時、ライダーはより多くの加速(パワー)を望んでいます。
ENIGMAは、TPSセンサーからの入力値のスピード(時間)や値を独自に監視しています。
ライダーがその様な場面になった事を判別し、場面に応じて非同期で加速噴射を行います。
機械式のキャブの場合、よほどゆっくりアクセルを開けないと何時でも反応してしまい使いにくい場面もある機構ですがデジタル加速ポンプの場合は、反応させたい回転数やアクセル開度の変化率に応じた加速噴射を設定でき、細かなセッティングが可能です。
デジタル加速ポンプは、基本的に3つの設定で非同期加速噴射を行います。
必ずしも全てのエンジンに有効と言うものではありません。
設定が悪かったり、必要のないエンジン(ノーマル/無改造)などは調子を崩す事もあります。
ご自分のエンジンの仕様をよく考えて正しくご活用下さい。

どの位素早くアクセルを開けたか+アクセル開度はどの位変化したか+どの回転域まで影響させるか
作成したデータは名前をつけていくつでも保存可能です。

設定は「通信モード」でキーONかエンジン始動中に操作ソフト(又はスマホ)を接続して行います。(事前にデータを作成しておいて接続→転送でもOKです。)
※通信モードでキーON(始動)方法は別項をご覧下さい。

操作ソフト下段の「加速ポンプグラフ」をお好きな大きさにドラッグして大きくして下さい。
グラフの操作は直接カーソル+右ボタンで行います。

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