Android版
FIRE PLUS/FIRE PLUS type-V EASYモード アプリ操作マニュアル
EASYモード
ノーマル点火時期に対して進角/遅角設定ができる「EASYモード」と全ての点火タイミングをフルコン同様に1からマップに書き込む「PROモード」があります。「PROモード」は、点火データやドエルデータを正しく設定しないとエンジンがアイドリングしなかったり、吹き上がらなかったりします。当社からサンプルデータはお出ししておりませんので、点火データやドエルデータについて正しく理解された方のみお使いください。
初めての方は、まず「EASYモード」をご使用ください。
FIRE PLUS/FIRE PLUS type-V EASYドエルタイム調整
ドエルタイムとは
トランジスタ点火の場合、点火前にコイルに対し通電を行います。この通電時間をドエルタイムといいます。
通電時間後、通電をやめたところが点火時期となり、点火時期から上死点までの角度が点火角度(進角値)となります。
ドエルタイムはアクセル開度に関係しないので、設定はエンジン回転毎となります。設定を変えることにより大きな点火パワーを引き出します。強化コイル/BIGコイル等の性能をフルに引き出すことが出来ます。
ドエルタイム調整画面では、ECUが出力したドエルタイムを縮めたり、伸ばしたりすることが出来ます。
ドエルタイム調整画面
メニューについてはこちら
点火時期調整画面の右部メニュー左から2つ目のをタップすると下のメニューが現れ、一番下ドエルタイム調整をタップするとドエルタイム調整画面が表示されます。左上矢印で点火時期調整画面に戻ります。
設定したいところをタップすると数字キーが表示され、直接数字を入力することが出来ます。
左上矢印で点火時期調整画面に戻ります。下の数値が上のグラフに反映します。
※ドエルタイム調整データは点火調整データと一緒に管理されています。データ保存、データ読み出し、ENIGMAから吸出、書込み、照合等は点火調整データのENIGMAとのデータとのやりとりで同時に行われます。点火調整データの書込みを行うとドエルタイム調整データも同時に書込みされるのでご注意ください。独立させることはできません。
※ドエルタイムの調整は、強化点火コイルなどへ交換した場合などに有効です。ドエルタイムを長くしすぎると、コイルの発熱が大きくなり故障の原因になります。短すぎると通電不足となりますので変更にはご注意ください。