Android版
FIRE PLUS/FIRE PLUS type-V EASYモード アプリ操作マニュアル
FIRE PLUS EASYEnigma設定(FIRE PLUS)
Enigma設定とは
リミッターカットON/OFF、レブリミット回転数、※ピットレーンリミッターON/OFF、※ピットレーンリミット回転数、※VACS切替回転数、※アイドリング調整、※アイドリング同調を設定できます。
※バイクの機種によって表示されないものもあります。
リミッター解除するとエンジンの本来の力を発揮させることが出来ますが、同時にエンジン各部の消耗やトラブルの原因にもなります。
また、リミッターカットしても絶対に壊れないという事ではありません。エンジンを過剰な回転まで回すと言うことは、それだけ大きなリスクがあると言うことです。
当社は一切責任を持ちません。全て自己責任で行って下さい。以上の事をご理解の上、以下の機能をお使い下さい。
Enigma設定画面
上部メニューについてはこちら
画面右上ボタンをタップすると下のメニューが現れます。
メニューよりEnigma設定を選択タップするとEnigma設定画面が出てきます。※バイクの機種によって表示されない機能もあります。
FIRE PLUS 未接続の場合、接続してから設定できます。
画面左下<で保存せずに元の画面に戻ります。
画面下 ENIGMAへ書込で設定した値で転送保存します。
※必ず保存してください。保存しないとデータが反映されません。
1 リミッターカット機能設定
チェックをいれることでON/OFFすることが出来ます。画面下 ENIGMAへ書込で転送保存します。
ONにした場合、ノーマルECUが設定したレブリミットを解除し、2 レブリミット回転数設定で設定した回転数までレブリミットを変更します。
※エンジンの特性や状況により、必ず設定したレブリミット回転数まで回るわけではありません。
2 レブリミット回転数設定
レブリミット回転数を入力すれば、その回転数以上エンジンが回らないように制御します。画面下 ENIGMAへ書込で転送保存します。
数値を入力できます。(設定できる回転数 5000rpm〜)
入力数値(ノーマル車のレブリミット回転 9400〜9500rpm位)をここまで回っても良い回転数にして保存して下さい。リミッターが切れてもこれ以上回らないように制御する為です。
※意図的にリミッター解除で限界までエンジンを回したい方はこの数値を大きくしておきます。
3 ピットレーンリミッター機能設定
※GSX-R125/GSX-S125, GROM/MSX125(JC61), FI MONKEY(AB27), Z125 PROのみ表示
チェックをいれることでON/OFFすることが出来ます。画面下 ENIGMAへ書込で転送保存します。
サーキットのピットレーン速度規制や理由があってエンジン回転を上げたくない場合などにONした時だけエンジン回転レブリミッターとは別の専用リミッターを作動させ、設定回転数以上エンジン回転が上がらないように制御します。(ツインリミッター機能)
4 ピットレーンリミット回転数設定
※GSX-R125/GSX-S125, GROM/MSX125(JC61), FI MONKEY(AB27), Z125 PROのみ表示
ピットレーンリミットの回転数設定。回転数を入力出来ます。(設定できる回転数 5000rpm〜)
使用したいギヤで速度を計り、その時のエンジン回転数を入力しておけばON時に回転を制御しスピードを一定に保つ事ができます。
ピットレーンリミッター機能をONにして回転数を入力し、ENIGMAへ書込でデータを転送します。ENIGMAに設定された時点で外部スイッチONの時だけリミッターが作動します。
設定解除したい時は、ピットレーンリミッター機能をOFFにしてENIGMAへ書込でデータを転送します。これでスイッチをONにしても作動しなくなります。
※独立したツインリミッターなのでOFFの時でも通常のエンジン回転リミットを設定していれば作動し、エンジン回転を抑えます。
5 VACS切替回転数
※NMAX125のみ表示
VACS切替回転数(NMAX125)の詳細についてはこちら
6 アイドリング回転微調整
※FI MONKEY, NMAX125, Z125以外のみ表示
バイクの個体差によるアイドリングの高め/低めを左右スライドで微調整出来ます。
※画面下 ENIGMAへ書込で保存します。保存しないとデータが反映されません。
7 アイドリング同調
※FI MONKEYのみ表示
リプレイサーアイドリング同調を使用して、アイドリング中に燃料が濃くなりすぎたり、薄くなりすぎない位置にスライドバーで調整出来ます。
FI MONKEYのアイドリング回転数は、ECUによって決められています。そのため、ENIMGA FIRE PLUSからアイドリング回転数の上昇/下降を行うことができません。FI MONKEY版 ENIGMA FIRE PLUSでは、マニュアル記載のアイドリング回転数でダミーO2センサー出力電圧を制御していますが、実際のバイクとずれてしまい、燃料がどんどん薄くなっていったり濃くなっていったりしてしまい、アイドリングが停止する場合がございます。
この場合、この機能を利用して調整して下さい。
※画面下 ENIGMAへ書込で保存します。保存しないとデータが反映されません。
メニュー
画面上のボタンをタップすると下の画面が表示されます。
Enigmaに接続
ENIGMAに接続する時に使用します。このメニューを選ぶとBluetoothペアリングしたENIGMAが一覧で表示されます。お使いのENIGMAをタップすると接続します。
接続前に必ずアクセル全開でバイクのキーをオンにしてENIGMAを通信モードにしてください。
Enigmaの切断
タップすることでENIGMAとの接続を切断します。
※設定後、エンジンをかけたまま通信を切断した場合、一時的にENIGMAに第三者が通信出来る状態になります。この様な事態を防ぐため、一度キーOFFにして改めて通常モードで始動させて下さい。ENIGMAは通信モード以外の方法でキーONしても電波を発しない為、内部データにアクセスは出来なくなります。