ベースMAPのままだと「急激にアクセルを開けた」場合、一時的に空燃比が薄くなります。
そこで、アクセルを素早く開けた瞬間に非同期で1回増量噴射を行います。(加速ポンプ増量)
増量幅は、加速ポンプで最大3000μsです。
設定は、アクセルを開ける早さ=時間と、どの位アクセル開度が変化したか?で噴射を決定します。
次に増量噴射する「噴射量」を設定します。
最後に加速ポンプの回転数による影響率を設定します。
通常は高回転になるほど影響率は低下します。
(8000回転などで加速ポンプ噴射すると流石に濃くなりすぎます。)
必要に応じて変更したい箇所を直接クリックしながら上下させ、値を変更します。
次に加速増量です。
エンジン回転1行程中にアクセル開度がどの位変化したか?により一定量の燃料を増量噴射していきます。
通常は変化率0~20%で約1000μs~1500μsの燃料を増量して噴射させます。最大3000μsまで増量可能です。
アクセル急開反応タイミング入力
上部メニューの「Semi-Full」→「マップ吸い出し」→「加速ポンプ・加速増量」を選択します。
変更したい箇所を直接クリックしながら上下させ、値を変更します。
必要な修正が終わりましたら、上部メニューの「SEMI-FULL」→「加速ポンプデータ書き込み」を選択し、書き込みを行います。